主婦がなぜ大変なのか。家事、育児、仕事…結婚10年経ったからこそ見えてきたこと。

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こんにちは。たまさんです。

突然ですが、私は上の子の時も下の子の時も妊娠で18kg太りました。でも、2回とも1年くらいで戻りました。下の子の時は、戻っただけでなく、さらに痩せました。それはなぜか。育児がとてもハードだったからです。家にいて3分と座っていられない生活、家にいながら、お昼ごはんが食べられないこともある日々でした。約6年そんな生活が続きましたが、今はデスクワークの仕事をしているので日中は座りっぱなしです。今の事務仕事を始めて2年以上たちましたが、なんと5kgも太っていました。子育て中は日々ダイエットだったわけです。

育児真っ最中は座れないのが当たり前の日々でしたが、もう子どもは産まないので忘れないうちにハードな子育ての日々を記録しておきたいと思います。また、振り返ってみたらおのずと「夫婦関係」についても見えてきたものがあるので、結婚10年を振り返って、改めて夫婦について考えてみました。この記事は、奥さんのイライラが理解できない旦那さん、または自分のイライラや孤独が言葉にできない主婦の方に向けて、自分の経験値で書いています。長文になってしまいました。あらかじめご了承ください。

専業主婦時代のタイムスケジュールとは?

先日は下の子の幼稚園が休園だったので仕事を休みにしていたのですが、久々に専業主婦時代を思い出すような一日を過ごしました。(とは言っても下の子はもう5歳、5年前に比べたらまったく楽なものですが。)先日のタイムスケジュールは以下の通り。

6:00起床 自宅のDTP仕事をやる

7:00 朝ごはん作る 子どもを起こす

8:00 上の子が小学校に行く

~10:00 洗濯・掃除・晩御飯の下ごしらえ 下の子は遊んでくれアピールをしているが適当に受け流しながら家事をする ※これは5歳だからできること!0~2歳時代は家事がまったくはかどらないままオムツを変えオッパイをあげ、抱っこし…の繰り返し。

10:30 幼稚園の友達と待ち合わせして公園へ ※これは一見親子のくつろぎタイムに見えるかもしれませんが、基本立ちっぱなし、なんだったら子どもと一緒に走る、縄跳びをする、ボール投げをする、風船を何度もふくらませる、などハードなタスクがたくさん(笑)

まだ幼稚園児なので子ども同士の取り合い、喧嘩、その都度泣く、相手の親の手前もありお互い子どもを叱る…などぼーっとしてはいられません。ママ同士の世間話も情報収集のひとつですが、おしゃべりしている間に行方不明になる子、危ないことをする~ケガをする子が出てくるので、長時間は目は離せません。話しながら、子どもを目で追いながら、危険を察知しながら、ママ同士はおしゃべりをしています。(これも5歳だから可能ですが、2歳ごろは5分と話はできません。ひたすら我が子を追いかける日々でした。)

14:00 友達とバイバイ 予約していたプールの体験に行く

※ここで先日ブログに書いたじんましんがまた出てしまったことに気づき、夕方病院へ行く段取りにする

16:00 プールの体験から帰宅 休診でない皮膚科を探す(近所の皮膚科は休診だった)

17:30 皮膚科~薬局からの帰宅

18:00 上の子が学童から帰宅(間に合ってよかった)

※先日下の子が芋ほりで掘ってきたさつまいもをスィートポテトにする約束を忘れており、本当は昨日作るはずだったのでさらに明日にすることにブーイング、仕方なく作り始める。夕飯は朝仕込んだカレー。

18:30 スィートポテト完成

19:00 お風呂

19:30 ご飯~スィートポテト食べる

20:00 娘の宿題をみる 音読を聞く

20:30 下の子の寝かしつけ

21:00 夫の帰宅・ご飯の後片付け 洗濯物たたみ 上の子も就寝

21:30 自宅のDTP仕事をはじめる

24:00 就寝

…とまぁこんな流れで一日が終わりました。今日のイレギュラーは、じんましんとスイートポテト(笑)

基本的に立っているので、仕事に行っている方が、体力的にははるかに楽です。でも、たまにだから、貴重な時間として子どもとの時間を楽しめます。これが、毎日続く子育て中はそうは思えません。当たり前ですが、夏は暑く冬は寒い中基本的に外にいるのですから…。とは言え、家にいる方がキツイから外にいくのです。ここはハードな子を持つ子育てをした人にしかわからない領域だと思います…。

また、子どもが寝た後、朝まで起きてこないからこそ生活が成り立ちますが、上の子も下の子も2歳までは夜間の授乳~夜泣き~寝ぐずり、最悪のパターンは深夜2時~4時の間起きているということもありました。2時までなら付き合うし、4時からならなんとか起きるけど、2~4時は、絶対に寝たいコアタイムというものです。おんぶして1時間歩き回ったり、40分授乳して5分で起きる…といったこともあり、夜も2時間と眠れない生活をしていました。ながーい夜を過ごしていた日々は、5年前(下の子)、9年前(上の子)のことなのに、忘れられません。置くと起きるから、抱っこしたまま、ソファーに座ったまま寝ていた日々。一晩中寝かしつけ、寝かしつけってもはや何?!状態でした。一晩中寝かしつけ…って今でも意味わかりません。

…つまり、太る暇もないわけです。身体をこわさなかったこと(我ながら丈夫な嫁です)、子どもが無事大きくなったことだけでも、褒めてほしい(笑)

一番しんどいのは「理解されないこと」

さて、専業主婦が一番つらいのってなんでしょうか。それは、料理でも、洗濯でも、子育てもありません。それらの家事育児を「理解されないこと」です。あるいは、「当たり前のこと」とされることです。特に、家族である夫にそのような扱いをされると、もう、伝える気力もなくなってしまうのです。言って伝わるならまだしも、伝わらないこと山のごとし…!!お互い感情的になってしまうと、喧嘩がはじまる始末です。

夫は夫で、仕事で疲れているわけです。帰ってきたら、好きなテレビをみてゆっくりお酒を飲んで、眠りたい気持ちはわかります。ただ、主婦にその時間はなく、ない上に「家にいるから暇」と思われるという…。

そうなってくると、土日はもっとハードです。朝昼晩のご飯があり、まとわりつく子どもをあやしながら家事をし、夫を休ませるために子どもを連れて外出する…。大雨の日、二日酔いで寝ている夫が家にいるだけでイライラし、わざわざ電車に乗って室内あそび場まで行ったこともあります。子連れの外出は疲れるけど、家にいることは精神的にもっとキツイからです。

主婦は、家族に合わせた生活をしています

もうひとつ、主婦が大変な理由は、「他人に合わせた生活をしていること」です。例えば、一人暮らしなら好きな時に食べて、好きな時に寝ることができますが、主婦は基本的に子どもの生活リズムに合わせてご飯を作り、お風呂に入り、寝かしつけをします。公園に行って遊びたいのは主婦ではありません。子どもに合わせているわけです。公園での人付き合いも、子どもがいるから子どものために円滑な近所づきあいを心がけているのです。

夕飯だって、夫が好きなものと子どもが食べられるものと、考えて用意するわけです。自分が食べたいものを作ったり買ったりしているわけではありません。

急いでいる時は速足で歩きたくても、子どもは大人の事情なんてわかりません。急かして、怒っても、大泣きされればもっと手間が増えるだけです。大人が自分の事情を優先しようとすればするほど、子どもは容赦なくぐずります。特に、2歳前後の子にえんえんと言い聞かせることは、状況によっては「無意味に近い」場合があります。もちろん、日々の言い聞かせがその後の成長に影響があることはわかっています。わかっていますが、目の前の暴君を相手に、無力感を感じることは少なくありません。

自宅であれば他者の目がない分、人からみたら虐待じゃないかと思われるくらい怒ることもできてしまうし(子どもは弱者である)、外であれば、世間から「子どもをコントロールできないダメ親、社会の迷惑」という視線を感じることもあります。人に怒られる前に自分の子どもを「世間体として」怒っておく…という事も多々あります。優しく声をかけてくれる人ももちろんいますが、同時に、見て見ぬふりや冷たい視線を感じることもあったものです。私は、子どもを上手にしつけながら生活することに高いハードルを感じていました。

子どもは、自分を最優先しろ!と訴えるのです。他の人と話しているだけで、1分と待てないのです。逆に言うと、待たせることができれば、育児は「成功」なのか。その、聞き分けのいい子は、心の中に悶々したものを抱え、自分がいい子であればママが喜ぶ、すべてがうまくいく…という状況判断能力が高いだけで、心から満たされているわけではないのではないか、「おとなしく、聞き分けがいい子=いい子」にしてしまうことは危険なのではないか。かと言っていくら言っても大声でギャーギャー騒ぐ子に対して、周りの目をかえりみず怒鳴り散らす親もまた世間の冷たい視線にさらされるでしょうし、子どもがそんなに大騒ぎしているのにニコニコと「ちょっと待とうね」なんて小さい声で言っていたら、それはそれで「そんな甘いしつけだからつけあがるんだよ!」とバッシングを受けることもあるでしょう。…もう、何が正解なのか、わからなくなってしまうのです。

そんなとき、周囲のママが上手にあやしたり根気よく接しているのをみると、心からすごいなあと思うと同時に、できない自分に挫折感も感じるものです。

適度に聞き、適度に受け流し、適度に叱り、適度に褒め…子供に合わせて、生活が成り立つよう、帳尻を合わせるのが精いっぱいです。毎回真剣に言い聞かせて、「しつけ」をしていたら、身が持ちません。毎日続く子育てに、正論や育児書を持ちだしたら、親がやられてしまいます。お子様ランチのゼリーを先に食べるくらい、どうでもよくなってしまうのです(笑)人に迷惑かけてないですから…。

正論をかざす人は、育児を経験していなからこそきれいごとが言えるのではないでしょうか。…という開き直りオバサンになっていくしかないのです。

話がそれてしまいましたが、他人、しかもコントロールできない「子ども」に合わせ、さらに夫にも合わせた生活をしている主婦にとって、一人の時間はこれ以上ないほど貴重なものなのです。

時間とお金が全くないことのストレス

主婦になってわかりましたが、主婦には「時間」と「お金」が圧倒的にありません。仕事をしている夫はやれ飲み会だ、新しい靴だ鞄だ、ストレス発散のタバコだ…などと、仕事をしているんだから「お金」と「時間」が当然自分のものだと思っているわけです。

なんだったら、「お金」を家族にあげている…という感覚を持っている人も少なくないでしょう。役割分担として当たり前の話なのですが、どうしても「家事育児<仕事」という概念をもっている人が多いのは事実です。仕事がそんなに偉いのか…、家族がいなければ仕事をしないのか…、そうではなく、すべては「自分のため」なのですから仕事をすることは「当たり前」です。結婚していなければ、子どもを産んでいなければ、私は当然のこととしてほとんどの時間を仕事に使っていたと思います。

「子どもがいるのに仕事もしていて偉いね」への違和感

この違和感は、仕事と育児を両方経験した人ならわかるのではないでしょうか。夫が失業したこともありますが、正直、私は専業主婦が辛すぎた(正確には自宅で仕事をしていましたが、理解を得られなかった)こともあり、外で仕事をはじめたくらいです。専業主婦は、24時間(寝ている時も)、逃げ場がありません。仕事はどんなにつらくても対価として「お金」をもらえます。トイレにいけないくらい忙しくても、トイレの中までついてくるお客さんはいないでしょう(笑)あるいは、2日徹夜したとしても、3日目は寝られるでしょう。育児は、本当に、トイレにもいけないし、何カ月も、あるいは何年も、思い通りには眠れない日々が続くのです。3日がんばったから4日目は休める…ということはなく、こまめに休まなければ、休む時はないのです。風邪を引いた時ほど辛いことはありません。風邪をひこうが胃腸炎がうつろうが、子育ては待ったなし、誰も代わってくれません。そしてもちろん無料です。自分の子を育てるのにお金が発生するはずがありません。「ありがとう」という言葉すら、いただけないという…。それどころか、「今日も暇?これやっといて」と用事を頼まれる始末です。夫から、瓶いっぱいの小銭を「両替えしといて」と言われた時の事を思い出します。郵便局は小銭の両替に対応していなくて、対応している銀行を探し、子どもを抱っこしながら重たい小銭をかかえ、買い物もしたかったけど、子どもが泣き愚図りあわてて退散…。「両替できなかったよ」というと、別に無理なくでいいよと言いつつ、夫はちょっと不服そうでした。…忘れられません(笑)

このように言うと「そんなに大変なら保育園に預けて働けばいいじゃん」という話になりますが、解決策を出してほしいのではなく、共感・ねぎらいがほしいのです。これは、男性脳(目的、解決)と女性脳(共感、理解)の差もあると思います。

子どもが嫌なのではなく、理解がないことが怒りや悲しみの原因なのです。

それでも月日は流れ、夫婦は協力者になりました

そんな夫婦でも、子どもにとっては父と母ですし、お互い子どもを大事に思う共通の認識はありました。だから、兄弟もつくったのです。幸せになるためには「協力する」しかないのです。夫は転職~フリーランスになったことをきっかけに育児への理解を示しはじめました。私は私で、外で働くこともまた先の見えない辛い面がある、特に人間関係は難しいことを実感しました。先に述べたような「仕事をしながら育児は偉いね」の違和感と共に、仕事しかないことの辛さ…も垣間見えた気がします。仕事はいつでも辞められるけど育児は辞めようがないからキツイ…と思っていましたが、仕事だって、稼ぎ頭である以上辞めたくても辞められないし、辞める前に次を見つける義務があります。一人暮らしの家事と、家族のタイミングに合わせて家族の人数分やる家事とでは雲泥の差があるように、自分のためにお給料を使える独身者と、家族を養うための仕事をしている家庭持ちとは、全く意味合いが違うものです。

結婚10年経ってわかったこと。夫婦間の「思いやり」は大事

10年経ってようやくわかったのか…というレベルですが、夫婦は他人なので「思い遣り」はとても大切です。わかってもらって当たり前、やってくれて当たり前…という態度はお互いのためになりません。また、とことん話し合ったところで、お互い思い遣りをもっていなかったら、その話し合いは「別れ」に近づくものになります。ある意味、よく話し合うことに意味はなく、聞き流す、受け流す、相手に合わせる、相手の喜ぶことを敢えて行う…ことで言葉以上に伝わることもあります。「伝え方」も大切で、「私がこんなに大変なのに!」というスタンスでいくと、相手は「こっちはこっちでこんなに大変なのに!」と「大変合戦」がはじまります。当然望まない結果になるわけです。

さんざん喧嘩をした結果、私たち夫婦は天気の話しかしなくなった時期もあります。子育て上は、悪影響です。奥さんに広い心で気持ちよく育児をしてほしい旦那さんへのアドバイスとしては、子どもの面倒を直接みることよりも、奥さんにねぎらいの言葉、感謝の気持ちを伝えることの方がはるかに効果があることを、お伝えしておきます。夫は、今は実感していると思います。「ありがとう」は主婦にとってお給料レベルの喜び、頑張れる源なのです。

観覧車上りつめれば下るよりなし

祖母が歌人だったのですが、祖母の歌で好きなものの一つです。祖母のことについては以下の記事で書いています↓

こんにちは。たまさんです。 突然ですが、私の祖母はとても美人でした。証拠写真がこちら。 現在89歳、認知症もあるので施設…

結婚して10年、観覧車を結構なスピードで下ってきました(笑)でも、下り切ったら、また昇れるのです。ある時、あることがきっかけで、夫は夫で私に感謝してくれている…ということを感じる出来事がありました。言葉足らずで態度にも出さないので、お互い分かり合えるきっかけもとても少ない夫婦だったと思います。また、私は私で、与えてもらうことを当たり前とし、甘えていたんだと自覚することもありました。

人生は年と共に下る一方だと思っていましたが、観覧車が昇ったり下ったりすることは人生の中で何度かあるのでしょう。改めて結婚10年を振り返り、夫への恨みつらみも含め(笑)、それでも感謝の気持ちを込めて、記事にしておきます。